在来工法

在来工法とは

建築構造の中の木構造の構法のひとつで、日本で古くから発達してきた伝統工法を簡略化・発展させた構法のことを言います。伝統工法から引き継がれた継手・仕口(蟻仕口・ほぞ)による接合方法を基本としており、木材と木材の複雑な接合に金物で補強をしています。

伝統の技と現代の技術の融合

ナカザワ建販の在来工法は、梁と梁など材料を直線的につなぐ接合部(継手)や、土台と柱など直交した部材をつなぐ接合部(仕口)など、日本古来の伝統的で複雑な加工技術を、オンライン化された設計図データとプレカット工場の生産管理コンピュータを経て、全自動加工機で部材を切断・加工します。

在来工法とは

工場プレカットのメリット

現場作業の省力化をはかり、工期短縮やコスト削減につながります。

仕口・継手の加工はもちろん、筋かい、間柱、垂木、まぐさ、窓台などの羽柄材加工、野地合板や床合板・壁合板といった面材加工も工場で行いますので、現場加工の工程が短縮され、作業効率が向上します。

在来工法とは

均質で安定した品質の部材が供給可能ですので、建物自体の強度や耐久性が向上します。

メーカーから搬入された部材を精査後、木の癖などを判断、CAD入力データに基づき全自動加工します。また、加工された部材が当社基準に適合しているか厳密に検査し出荷します。

在来工法とは

建築現場での資材置き場の縮小化や産業廃棄物の抑制が図れます。

加工されたプレカット部材は、部位ごとに梱包され、指定された時間に納入いたします。

在来工法とは

長持ちする住まい

日本の住宅の寿命は25年程度という話をよく耳にしますが、台風や豪雪、地震などの災害発生の度に見直されてきた建築基準法の順守や技術の進歩、しっかりとした施工や適切な維持管理などにより、木造住宅の寿命は順調に伸びてきているといえます。

平成23年の内閣府の『森と生活に関する世論調査』によると、「住宅を建てる場合の工法について」という質問に、81%が木造住宅を選びたいとし、56%が昔から日本にある在来工法を選択しています。 また、木造住宅を選ぶ際に価格以外で重視するものとして、「品質や性能が良く、耐久性に優れていること」が68%と一番高く、木造住宅に対する関心度の高さと共に、構造躯体の高性能化の要求が多いことがうかがえます。

近年では、住宅性能表示制度や長期優良住宅といった任意で住宅の性能を評価する制度もあり、これらを活用することにより、良いものをつくって永く暮らす住まいづくりが現実化されてきています。